新車値引き情報
更新日:2023.02.25 / 掲載日:2023.02.25

私もX氏-読者の新車値引き実例集!ステップワゴンからハスラーまで

その1 ステップワゴンから52.3万円引き!

HONDA ステップワゴン
スパーダプレミアムライン(7人)
トータル値引き 52.3万円
値引き率 11.9%
From栃木県

新型セレナを武器に攻略!
驚愕の52万円オーバー!!


 ステップワゴンとセレナ、ノア/ヴォクシーの4車種を検討。下取り車は4年落ちのフィット。
 まずはフルモデルチェンジ直後のセレナ。日産が提示してきた条件は下取り+値引きの合計で160万円。思ったより安くなった。納期も3か月と比較的早いが、最小回転半径が大きいため脱落。
 日産の見積もりを持ってホンダA店へ。四車種の検討をしている旨を伝えて「発売したばかりのセレナが好条件を出してくれている」というと、営業さんは俄然やる気を出してきた。「下取り110万円/値引き40万円でどうか?」と提案されるが、態度を保留。
 経営の違うホンダB店にも行ったが、下取り額がまったく話にならない数字だったため、即、脱落。ちなみに値引きは20万円。
 ノア/ヴォクシーは納期が1年以上! 条件も下取り100万円/値引き20万円でストップ。
 ホンダA店へ舞い戻る。しっかり粘った結果、最終条件は車両本体と付属品87万4610円から合計52万2820円引き、下取り110万円+リサイクル預託金8600円となった。

値引き採点 5
新型セレナの好条件を武器に、上手にステップワゴンを攻略しています。90万円近いディーラーオプションを付けていますが、値引きの合計が50万円を超えているので文句なしのウルトラCクラスです。


その2 アルファードから42.7万円引き!

TOYOTA アルファード
X(4WD・8人)
トータル値引き 42.7万円
値引き率 8.9%
From埼玉県

えっ、まさかの受注再開!
でも、言い値では買いません

 ノア/ヴォクシーか、セレナの購入を検討。年末に出先の東京でトヨタの販売店を発見して寄ってみた。セールスさんに「本当はアルファードが欲しい。でも現行モデルは受注を停止してしまったのであきらめた」と話したら「1月に数量限定だが、注文を取る」とのこと。
 そこで、地元・埼玉の経営の違うトヨタ2社に問い合わせたら、1社は完売だったが、1社は「販売する予定」とのこと。ただし、注文を入れてもらえても値引きは期待できそうにない様子だ。
 再び東京のトヨタへ出向く。本気で交渉すると、車両本体価格から15万円引き、メーカーオプション(79万8600円)から9万9270円引き、さらに付属品17万8200円相当が無料サービスとなり、値引き合計42万7470円で契約した。

値引き採点 4
現行のアルファードは年明けに数量限定で受注を再開した店がありました。しかし値引きは渋く、「購入できるなら……」とあきらめていい値で買うケースも目立ちました。これだけ取れたら文句なしの特上です。


その3 ソリオから23.6万円引き!

SUZUKI ソリオ
ハイブリッドMZ
トータル値引き 23.6万円
値引き率 10.2%
From愛知県

街のクルマ屋さんが狙い目!
「社長さん、今日決めますよ」

 初売り……このチャンスを逃す手はありません。狙いはソリオ/デリカD:2です。
 1月4日、正規ディーラーをまわってみましたが、どちらもガードが堅く、値引きは20万円に届きません。
 貴誌に「スズキはサブディーラーも狙い目」と書いてあったのを思い出し、翌日、近所のA店へ。ここは“街のクルマ屋”さんという感じで社長さんが応対。ソリオからいきなり20万円引きです。
 6日夕方、夫と一緒にA店に出向いて「今日決めるつもりです。いくらになりますか?」と最終手段に出る。すると車両本体18万5625円引き、付属品(7万9915円)5万円引きの合計23万5625円引き+3年間オイル交換無料を提示してくれたので契約。新春特典のボディコーティング(4万9500円相当)ももらいました。

値引き採点 4
一部改良直後のソリオから値引き合計23.6万円/値引き率10%超なら特上クラスです。ただし、サブディーラーの条件を武器に正規店に揺さぶりをかければ、違った展開になったかもしれません。


その4 GR86から26.1万円引き!

TOYOTA GR86
SZ
トータル値引き 26.1万円
値引き率 6.5%
From岡山県

店長さんは小学生からの同級生。
GR86だって安くしちゃいます!


 息子のクルマを購入することに。BRZ(値引き8万円)やマツダ3(同5万円)も検討したが、本命はGR86。
 トヨタに出向いて、顔見知りのセールスさんと商談。見積もりを出してもらうと、総額は約459万円。試乗を終えた息子は「クルマもセールスさんも最高。値段以外は文句なし!」とのこと。
 翌日、再びトヨタへ。今回は夫も一緒だ。支払い総額を下げるため、メンテ費用など約34万円分を削る。提示してきた値引きは18万円で、支払い総額は407万円。
「300万円台にならないと予算的に無理です」
 店長さんが夫の小学生からの同級生ということもあってか、399万円になったので契約。最終条件は車両本体とメーカーオプション4万2900円/付属品75万6690円から26万850円引き。

値引き採点 4
GR86は「安売りしたくない」という意識が強く、10万円程度でストップをかけてくるケースが目立ちます。獲得した値引き条件は特上クラスですが、ほかのトヨタとも商談して競合に持ち込みたかった。


その5 ハスラーから10.1万円引き!

SUZUKI ハスラー
JスタイルII
トータル値引き 10.1万円
値引き率 5.3%
From大阪府

変な情報に惑わされました。
残念、タフトをぶつけたかった


 スズキA店に出向いてハスラーを対象に商談するが「近々モデルチェンジがあるので、現在は受注を止めています」とのこと。
 そこで、別経営のスズキB店にも出向き訊ねると「近々モデルチェンジなんて話は聞いていません」とのこと。奥に引っ込んで確かめてくれましたが、戻ってきて「やはりありません。なんでそんな話が出てくるのかなあ」。
 このセールスさん、とても親切で感じがいい。そこで、本気で商談を開始しました。
「他のスズキにも行っているということで、最初から思い切った条件を出します」
 最終的に車両本体4万5537円引き、付属品(10万3875円)5万5000円引きで契約しました。後日、スズキA店が「ナビが変更になりました」といって売り込んできましたが、時すでに遅し。

値引き採点 3
かつてハスラーは強気な売り方をしていましたが、ライバルのタフトが登場して以来、値引きを緩めています。このケースでもダイハツとの競合に持ち込めば、さらなる上乗せが取れた可能性があります。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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